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 >低電位差のローノイズ電源


記載項目
・保護回路とふの字特性
・トランジスタのパワー損失について
・Ampの選択
出力がショートされた時、過負荷時の電源を保護するために出力電流を制限し、
電源投入時の不起動を防止するために、電流制限特性を、ふの字特性とします。
出力電圧が低下すると、トランジスタのコレクタ、エミッタ間電圧が増加し、
損失が大きくなりますので、電流検出を行い、出力電流が小さくなるように
します。

ふの字特性とトランジスタ損失

ふの字特性トランジスタのパワー損失Ptは、
Pt = Vce*Icにて計算され、上図のようになります。
Vceが増加してもIcが低下するので、パワー損失はあるピーク値より大きくなりません。
ふの字特性トランジスタ損失(入力電圧6V、R7=51KΩ)

Vo(V) Ic(mA) Vce(V) 損失(W)
5000.750.375
4201.790.752
3402.830.964
2613.871.011
1824.910.891
1025.950.606
垂下特性の電流制限値を0.5Aとすると、
出力ショート時のトランジスタの消費電力は、
 6V*0.5A=3W なので
垂下特性とふの字特性を比較した場合、
ふの字特性のトランジスタ損失は1/3に改善されます。

ふの字特性トランジスタ損失(入力電圧6V、R7=0Ω)

Vo(V) Ic(mA) Vce(V) 損失(W)
5000.750.375
4001.80.72
3002.850.855
2003.90.78
1004.950.495
6.0

          Vce : コレクタ・エミッタ間電圧
          Ic  : コレクタ電流




制御回路は、単電源用のOPアンプを使用しています。
出力電圧はVCC-2V程度です。負荷が低負荷の場合でもOPアンプが
活性領域にあるように、また、最大ロード負荷加時、OPアンプが飽和しないように
注意しなければなりません。







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