デザイン >低電位差のローノイズ電源 |
出力がショートされた時、過負荷時の電源を保護するために出力電流を制限し、
電源投入時の不起動を防止するために、電流制限特性を、ふの字特性とします。 出力電圧が低下すると、トランジスタのコレクタ、エミッタ間電圧が増加し、 損失が大きくなりますので、電流検出を行い、出力電流が小さくなるように します。 |
ふの字特性トランジスタのパワー損失Ptは、Pt = Vce*Icにて計算され、上図のようになります。
Vceが増加してもIcが低下するので、パワー損失はあるピーク値より大きくなりません。 |
ふの字特性トランジスタ損失(入力電圧6V、R7=51KΩ)
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垂下特性の電流制限値を0.5Aとすると、 出力ショート時のトランジスタの消費電力は、 6V*0.5A=3W なので 垂下特性とふの字特性を比較した場合、 ふの字特性のトランジスタ損失は1/3に改善されます。 Vce : コレクタ・エミッタ間電圧 Ic : コレクタ電流 |
ふの字特性トランジスタ損失(入力電圧6V、R7=0Ω)
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制御回路は、単電源用のOPアンプを使用しています。
出力電圧はVCC-2V程度です。負荷が低負荷の場合でもOPアンプが 活性領域にあるように、また、最大ロード負荷加時、OPアンプが飽和しないように 注意しなければなりません。 |
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